契約解除に伴う代金の返金に関する文書を公正証書にしたい

◯事案の概要

一度支払をしたが、詐欺まがいの内容だったため返金を約束した。返金に関する文書を公正証書にしたいと考えている

◯相談内容

一度お金を支払ったのですが、詐欺まがいの話だったため、返してもらうことになった、というお客様がいます。相手とは、返済の期日、方法は合意しています。ただ、心配があるので公正証書にすることになりました。これも合意済みです。

その公正証書作成に関し、できるだけ強い文言にしてプレッシャーをかけたいというご要望なのですが、文言について、どういう内容がありえるかご相談させてください。

今考えているのは「ちゃんと返したら民事上、刑事上ともに訴えたり警察に持ち込んだりしない」という内容です。「返さないと訴えますよ、警察に行きますよ」というプレッシャーになるかと考えています。

◯菰田弁護士の回答

公正証書にするなら、そういう内容は公証人が入れてくれないかもしれませんね。公証人は、法的に必要な範囲でしか書いてくれない人も多いので、公証人と事前に相談した方がいいと思います。

それが難しいなら、公正証書じゃなく私証書の方がいいかもしれません。プレッシャーと強制執行のどちらを優先するかですね。

※本サイトに掲載された相談事例は、実際に会員様から寄せられたご相談について回答したものを簡略化して掲載しております。
ご入会されると、毎月のニュースレターでより詳しい解説をご覧いただくことが可能です。

関連記事

  1. 受託者を信託監督人が解任する契約は無効か

  2. 受任者の押印がない委任状は正式な効力があるといえるか

  3. 通謀虚偽表示であることを理由に残債務を請求したい

  4. 損害賠償請求の上限についての記載を契約書や約款に盛り込むことは可能か

  5. 契約書に印紙を貼る義務が生じるタイミングについて

  6. 詐欺被害の告訴状を警察に出したが、数ヶ月経った今も正式に受理されていな…

  7. 養子の代襲相続について

  8. 創業者間の株主間契約書を規模が拡大した時に作成したい

PAGE TOP