車両借上げ規程において、事故による損害金を従業員負担とすることは問題ないか

◯事案の概要
運転中の事故による損害金および保険金額を超えた額を、借上げ対象の車を使用する従業員の負担とすることについて

◯相談内容
クライアント先で車両借上げ規程を作成していますが、基本的に運転中の事故による損害金は本人(借上げ対象の車を使用する従業員)の負担とし、保険金額を超えた額についても本人の負担とすることは問題ないでしょうか。

◯菰田弁護士の回答
先生のお考えで特段問題ありません。従業員が社用車で事故を起こした際の費用負担に関しては、法律で特段の定めがありません。ですので、従業員が一定額を負担する形で規程を作成し、これに関して運用されていればその内容で法的には問題ありません。

一般論としては、全額を従業員負担ではなく、一部分を従業員負担とする会社の方が多いとは思いますが、全額でも違法なわけではありませんので、ご検討ください。

※本サイトに掲載された相談事例は、実際に会員様から寄せられたご相談について回答したものを簡略化して掲載しております。
ご入会されると、毎月のニュースレターでより詳しい解説をご覧いただくことが可能です。

関連記事

  1. 役職手当や管理監督者手当が深夜手当の代わりという共通認識がある場合につ…

  2. 労働基準法上の割増賃金について

  3. 社員を採用した際の身元保証人の損害賠償額の上限金額はどれくらいを目安に…

  4. グループ会社に出向した社員が出向先に転籍を望んでいる

  5. 就業規則と個別の労働契約ではどちらに優位性があるか

  6. 入社日からの未払い賃金を請求してきた従業員への対応

  7. 障害者が傷病手当金を申請するための要件として障害年金の支給決定が必要か…

  8. 基本給を下げるときの法的な手続き方法について

最新記事

PAGE TOP