出資額を株数で割って1株あたりの株価を決定するときに割り切れない場合の対処法

◯事案の概要

出資額を株数で割って1株あたりの株価を決定する場合、銭未満も端数がでるケースでは、出資額の円未満を切り上げ(もしくは切り捨て)などどする取り扱いはできないと考えて良いか

◯相談内容

増資の相談を受けております。小数点第2位まで割り切れる場合は、1株当たりの株価を〇〇円〇〇銭として、最終的な増資額を円以上にすれば良いかと思います。(例えば、100株単位で割り当てれば、1人ごとの払込金額の総額は1円以上となるので)

ただ、今回の場合は割り切れないため、計算の結果として、出資額よりも数十円少ない金額とするしかないかと存じますが、この考え方でよろしいでしょうか。

※もしくは追加で払込いただく方法もあるかと思います。この場合には、出資額を数十円超えてくる計算になります。

つまり、出資額を株数で割って1株あたりの株価を決定する場合、今回のように銭未満も端数がでるケースでは、出資額の円未満を切り上げ(もしくは切り捨て)などどする取り扱いはできないと考えますが、いかがでしょうか。(※会社法にそれを許す規定がないため)

◯菰田弁護士の回答

お考えの通りで問題ありません。あくまで株式の割当である以上、株価があり、それに株式数を掛けて出資総額を出すしかありません。出資総額からスタートすることは不可能ですね。

※本サイトに掲載された相談事例は、実際に会員様から寄せられたご相談について回答したものを簡略化して掲載しております。
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