障害者が傷病手当金を申請するための要件として障害年金の支給決定が必要か

障害者が傷病手当金を申請するための要件として障害年金の支給決定が必要か

◯事案の概要

障害者の方が傷病手当金を申請したところ、健保組合より「障害年金の決定通知があってからでないと傷病手当金は申請できない」と言われた

◯相談内容

傷病手当金を受給している知的障害者の方が会社を辞めました。その会社は健保組合で何度か傷病手当金を申請しましたが、あるとき傷病手当金を申請したら「今申請している障害年金の決定通知があってからでないと傷病手当金は申請できない」と言われました。

相談に対して、「傷病手当金は現在の所得補償のための保険であるため、仮に差額の返還が必要になったとしても申請を受理しないということはおかしい。単なる健保組合の都合だ」と回答しました。

そこで先方がその旨を健保組合に伝えたら、「障害者の方は後見人が付いていない限り、お金を返還してもらえるとは限らないため、傷病手当金の申請を先に受けられない」と言われたとのことです。

障害年金の支給決定がされない可能性もあるわけで、単なる健保組合の都合だけで、当面の生活費のために傷病手当金を請求することができないなんてあり得ません。先生はどう思われますか?

◯菰田弁護士の回答

先生がおっしゃるとおり、おかしな対応であることは間違いありませんよね。
法的根拠を聞かれてください。

※本サイトに掲載された相談事例は、実際に会員様から寄せられたご相談について回答したものを簡略化して掲載しております。
ご入会されると、毎月のニュースレターでより詳しい解説をご覧いただくことが可能です。

関連記事

  1. 補助金の実績報告書に添付する書類について

  2. 業務委託契約を結び、委託先の従業員の中で仕事をすることについて

  3. H31年5月の10連休の解釈について

  4. 労働基準法上の割増賃金について

  5. 事業譲渡に伴う退職理由は「解雇」か「転籍」か

  6. 役員に就任したときではなく実際に退職したときに退職金を支給したい

  7. 出勤した後現場に向かう際の移動時間も給与対象としたい

  8. 株主に対する法的な回答義務があるか

最新記事

PAGE TOP