新型コロナウイルスの影響で副業先が休業となった場合、休業補償はどうなるのか

新型コロナウイルスの影響で副業先が休業となった場合、休業補償はどうなるのか

◯事案の概要

Wワークをしている医師がおり、新型コロナウイルスの影響で一方が休業となった場合、本業のクリニックで穴埋めができた場合でも休業補償をする必要があるか

◯相談内容

ある勤務医がいるのですが、現在その方が承継予定のクリニックとのWワークをしております。

週に2回遠方から通勤をしておりますが、今回の新型コロナウィルスの関係で、顧問先クリニックの院長の対応として、ここ3週間の出勤2×3週=6日分は休業の方針です。なお、休業補償はします。

承継予定の方が本業となっている場合、そちらで穴埋めできた場合も休業補償をする必要があるということでよいでしょうか。

◯菰田弁護士の回答

あくまで休業中の生活補償ですので、休業補償額より多い金額が本業の方でもらえて、実際にそっちで働いてもらっているのであれば、生活補償は必要ありません。本来ダブルではもらえないはずのものですから、本業の方でもらえるなら休業補償はしなくて構いませんよ。

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